家族のあり方は、

婚姻や離婚によって

いろいろ変わってくるようです。

 

それによって、

相続開始時、

家族関係がちょっと複雑な状態となり、

財産分割に困難が伴うかもしてません。

 

例えば、

子Aが婚姻して孫が生まれた後、

離婚したとします。

離婚した際に、

孫は籍を抜いて配偶者Iについて行きました。

子A離婚した後に死亡。

子Aの相続人は孫となり、

相続手続きは完了。

 

20140922

 

子Aとの離婚後、

配偶者Iは他者と再婚することで、

孫と共に他者の戸籍に入ったとします。

 

それでも孫は、本人と配偶者Hとは血縁関係があります。

 

そこで、

本人が死亡したと仮定すると、

相続人は、

配偶者Hと子B、

子C、

孫になります。

 

遺言書が無ければ、

相続人間で遺産分割協議を行う必要が出てきます。

 

本人が遺言書を書くとしても、

遺留分を考慮することも必要です。

 

孫がいる状態で、

子が離婚した場合、

数十年後の相続を考慮して、

事前準備を始めてはどうでしょうか。