大阪府行政書士会守口支部の無料相談会や
一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター大阪府支部での
無料相談会で、「無料相談会を開催しています。」と声かけした際、
「財産無いから」と笑顔で通り過ぎる年配の女性が多いように感じています。
「成年後見とは、認知症などで判断能力が低下した方の財産管理や・・・」と
立ち話で説明を始めると
「認知症には、まだ早い」だとか
「財産ないない」と言う方がいらっしゃいます。
皆さんが考えている「財産」の額っていくらなのか、気になりますね。
成年後見制度で後見人などができることは、
- 財産管理に関する事務
- 生活や療養看護に関する事務(身上監護)
になります。
タイトルにあるとおり、お金に関する事務には、
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- 預貯金の管理、払い戻しといったの金融機関との取引
- 日常生活に必要な金銭の管理
- 預貯金通帳、キャッシュカード、印鑑、権利証、年金関係書類、その他有価証券などの重要な書類等の保管
- 公共料金の支払い
- 年金の受け取り
- 不動産の売買・賃貸契約
- 遺産分割の承認
などがあります。
ご本人様の預貯金や不動産などの財産の管理をしますので、
悪徳業者からの被害を防ぐこともできます。
収入や支出は「通帳」や「現金出納帳」で漏れの無いように管理します。
日常生活に必要なお金の管理には「現金出納帳」の利用が不可欠です。
私というか、後見事務を行っているを行っている方は、
エクセルなどの表計算ソフトで作成した「現金出納帳」を使っていることでしょう。
以下の画像は、私が使用している「現金出納帳」のエクセルファイルです。
大東市生涯学習センター アクロスで開催されている「エクセル講座」でも
エクセルが出来ることとして「現金出納帳」を紹介しました。
現金管理は1円でも違わないよう特に気を遣いますので、
入出金を入れるだけで自動で計算してくれるのは助かります。