社債といっても、
いろんな種類があるようで、
幾つかの要素に分けることで整理が出来る・・・
ということなので、
その要素を使ってみます。
- 新株予約権の有無
- 募集方法
- 発行市場
- 担保の有無
1.新株予約権の有無について
新株予約権とは、
前もって決められた価格で株を購入出来る権利のことです。
新株予約権が付いていない社債は、
普通社債が該当します。
少人数私募債は、
普通社債になります。
2.募集方法について
この投稿にある募集方法とは、
金融商品取引法における「募集」と「私募」を意味しています。
どう説明したら良いのか悩んだ末に簡単に書苦ことにしました。
「募集」は多数の投資家に取得勧誘する場合に該当して、
「私募」は募集に該当しない場合の勧誘です。
少人数私募債は、
名前にあるとおり「私募」に当たり、
50名未満の募集を掛けることになります。
3.発行市場
日本国内か、海外かに分かれます。
少人数私募債を発行する中小企業の場合は、
国内となるでしょう。
4.担保の有無
社債発行に当たって、担保を付けるかどうか。
少人数私募債の場合は、
会社、経営者、従業員などの縁故者の信頼の基で社債を引き受けて
もらうことになることから担保不要となります。