戸籍を取得するにあたり、本籍のある市町村役場や出張所に行く、または、郵送にて
請求することで戸籍を取得できます。

市町村役場や出張所では、戸籍の請求用紙があるので必要事項を書いて提出します。
窓口では、請求者の身分証を求められるかもしれませんので、準備しておきましょう。

郵送の場合は、市町村役場のホームページから請求用紙をダウンロード出来ます。
必要事項を記入して、切手を貼った返信用封筒と発行分の定額小為替、請求者の
身分証の写しを用意します。

被相続人の戸籍を集めるので、「生まれてから死ぬまでの戸籍」と余白に書いた方が
ある程度の戸籍を取得することが可能です。

ある程度というのは、(1)他市から本籍地を移している(2)結婚して配偶者の姓を名乗り、
戸籍に入ったなど様々な編成・転籍原因がある場合には、一気に戸籍を取得することが
出来ない場合があるからです。

その場合は、取得した戸籍を読んで、前の本籍地を見つける必要があります。
そして、前の本籍地の市町村役場に出向いて、または、郵送で戸籍を請求することになります。

前の本籍地の市町村役場に請求する場合でも、「生まれてから移るまでの戸籍」、
「生まれてから結婚するまでの戸籍」などと余白に書くことで残りの戸籍を取得することが
可能になります。