「エンディングノート」というキーワードを近ごろ見聞きします。
テレビや新聞、雑誌で紹介され、書店に行けば何冊も書籍があります。

葬儀社でセミナーを開催しているところがあり、静かなブームらしいです。

 「エンディングノート」とは、高齢となった自分が「不治の病などの重い病気やケガをしたとき」、
「最期を迎えたとき」に残された家族へ自分の思いを伝える、わずかな財産について伝えると
いうように、自分に何かがあったとき家族が負担とならないために書き残すノートです。

(1)これまでの自分の人生を振り返った自分史
(2)認知症など介護が必要となったときや延命治療について、葬儀の方法、墓など家族への要望
(3)不動産の名義や預貯金口座、有価証券、その他の動産、生命保険・医療保険といた財産について
などなど記入する項目が多数用意されており、該当する項目に書き込みをしたり、チェック出来るように
なっています。

エンディングノートを書くことで、自身の情報をまとめることができ、いざというときに残された家族が
困ることがなく役に立ちます。
加えて自身の夢そして目標を書き込むことで、これからの生活を楽しく生きぬくための人生設計を
新たに立てることが可能となります。
これらを箇条書きにして表現することができれば、目標が実現されやすくなるでしょう。

 これからの人生設計を考えるのは、事務所だよりをお読みになっているあなた自身です。
ご自身のことを少しずつ整理ながら、残りの時間をどう楽しく過ごすのか考えたエンディングプランを
ノートに書き残しましょう。